2 0 1 6 年 夏 、全 国 順 次 公 開！

4月9日は、新宿K's cinemaにご来場の方へ、『ジョギング渡り鳥』特製・竹とんぼを、先着順でプレゼントいたします。
空と大地との恋愛映画でもある『ジョギング渡り鳥』の、重要な小道具として登場する竹とんぼは、この映画のロケ地になった、埼玉県深谷市で、中嶋建設社長・中島義明さんが長年研究に研究を重ね、作り続け、多くの人に手渡してきている竹とんぼです。
ブーメラン竹とんぼといって、飛ばした人の方へ舞い戻って来ます（勿論、多少の練習が必要です。）
本当によく飛び、いろんな飛ばし方ができます。驚きの滞空時間と、子供の手でも飛ばしやすいように軽くてやさしい竹とんぼです。
中嶋社長は、細部に愛を宿す天才でありながら、深谷チョイ役商会の専属俳優でもあります。
これまでに、鈴木卓爾監督の『駄洒落が目に沁みる』にも出演し、『ジョギング渡り鳥』では、竹とんぼを作る建設会社の社長として、社長のいつもの姿・作業着で登場しています。
映画と現実の、天と地を繋ぐ竹とんぼ、ご来場者の皆様へのお土産にと、社長が夜を徹して制作してくださいました。
（※竹とんぼは数に限りがありますので、お早めに、新宿K's cinemaへお越し下さい。）

『ジョギング渡り鳥』登場人物たちの止まり木でもある「お茶場」が、

劇場ロビー に出現します。

入鳥野町の土手では毎朝ジョガーたちが行き交っている。そこには、元オリンピック金メダリストがジョガーたちにお茶をふるまう「お茶場」がある。
出会い系が趣味の郵便局員や会社員、居酒屋の看板娘や流れ者ネットラジオDJ、古本屋店主兼小説家や自主映画青年とそのマドンナ、そしてオリンピックを目 指す若いランナーとそのコーチ（彼は元オリンピック金メダリストの夫でもある）など、様々なひとりが立ち寄ってはまた去っていく。

『ジョギング渡り鳥』登場人物たちが立ち寄り、すれ違う舞台でもあるこの「お茶場」を新宿K's cinema のロビーで立ち上げます。
お茶を手渡し、受け取り。目配せや会釈をしながら少しお喋りしたりして、ゆっくりお茶を味わって。本編ご観賞後のひとときを、『ジョギング渡り鳥』の登場人物たちやたまたま立ち寄った人と一緒に過ごしてみませんか？

「お茶場」は3/20（日）と3/27（日）の各回入替時間での開催です。
映画の余韻にゆるやかに身を任せ、お茶でも飲みながら世界をゆったりと眺めたい方に。

電気と人との相克に荒れる惑星に住む、自転車修理の兄妹をとりまく人々を描く近似値SF。仙台短篇映画祭から生まれた、今信じられるものをかき集めて撮った2011年夏・映画の爆発。

※関東初上映

監督：鈴木卓爾　撮影：鎌苅洋一　録音：川井崇満　

整音：島津未来介　編集：菊井貴繁　音楽：松本龍之介　

ロケ地マネージメント：深谷フィルムコミッション
出演：廣田朋菜　土居伸彰　強瀬誠　加藤行宏　中嶋義明　鈴木卓爾

大地震から1年後、ポッポー町の人々を通して新たなフィクションの在り方を問う野心作。2012年の話題作が待望の復活！

監督：鈴木卓爾　プロデューサー：山本政志　構成：鈴木クラス受講生全員　

制作担当：吉川正文　助監督：加治屋彰人　撮影：鎌苅洋一　録音：島津未来介

記録：高尾憲子　編集：早野亮　美術協力：磯見俊裕　

制作スタッフ：岡崎雅　鈴木徳至　荒陸　向悠一　小林宏彰　広井砂希　白麗奈
出演：有元由妃乃　岡崎雅　小澤雄志　影山聡美　加納浩太　高麗靖子　

高橋隆大　武田祐一　中鉢奈津美　長尾卓磨　長坂弘介　松下貞治　

三輪江一　山田将大　諏訪敦彦

（計91分）

［トークゲスト］

21日（月・祝）宇野祥平さん（俳優）×鈴木卓爾監督　トーク
23日（水）ホスト：「ジョギング渡り鳥」俳優部
27日（日）テニスコーツ×鈴木卓爾監督　トーク＆ミニライブ
30日（水）のっぽのグーニー（田中淳一郎さん／ミュージシャン）

　　　　　黒川幸則さん（映画監督）×鈴木卓爾監督　

　　　　　トーク＆ミニライブ

［トークゲスト］

25日（金）矢口史靖さん（映画監督）×鈴木卓爾監督　トークイベント

28日（月）寺十吾さん（俳優）×鈴木卓爾監督　トークイベント

4月1日（金）篠崎誠さん（映画監督）×中川ゆかり（地絵流乃 純子役）、永山由里恵（留山 羽位菜役）　トークイベント

ハラヘルモコトミア その１ ｜  3月20日（日）

劇場も撮影現場の夜　　

ゲスト：川瀬陽太さん（俳優）＆ 長宗我部陽子さん（女優）

3月20日（日）の「ハラヘルモコトミアその１」は題して「劇場も撮影現場の夜」。
ゲストと『ジョギング渡り鳥』メンバー＝Migrant Birds Associationとのトークショーから、いつしか映画館が撮影現場に変容する？！さらに、撮った映像をその場で見てみよう！という客席一体・体験型の撮影イベントです。
この回のスペシャルゲストとしてお招きするのは俳優・川瀬陽太さん（山崎樹一郎監督『新しき民』、冨永昌敬監督『ローリング』ほか）と女優・長宗我部陽子さん（七里圭監督『サロメの娘 アナザサイド（in progress）』、内藤瑛亮監督『ドロメ』ほか）です。インディペンデントから商業映画までフィールドを問わず、映画界に独自の存在感を放ち活躍し続けている川瀬さんと長宗我部さん。今岡信治監督『デメキング』で共演し、俳優として同時代を歩んで来たお三方こそ、このイベントにふさわしいはず。

「撮影芝居」「録音芝居」の次は「観客芝居」？！
Migrant Birds Associationのいる場が映画の現場となる！

ハラヘルモコトミア その２ ｜ 3月26日（土）

ジョギング渡り鳥 徹底解析！

ゲスト：三宅隆太さん（脚本家／スクリプトドクター）

3月26日（土）の「ハラヘルモコトミア その２」は本気の「『ジョギング渡り鳥』徹底解析」！
この日は映画監督・脚本家・スクリプトドクターと様々な顔をもつ三宅隆太さん（『クロユリ団地』、『学校の怪談』、『ほんとにあった怖い話』シリーズ脚本ほか）をお招きします。
独特な感性に基づく鋭いまなざしとしなやかで懐の深い語り口……知性と野生をあわせもつ三宅さんに魅了される人は後を絶ちません。映画・脚本解析のプロフェッショナルとして職人のように映画を生み出し続ける三宅さん、俳優・監督として活躍しながらも無謀なほどに自由な映画作りに挑み続ける卓爾さん。実は三宅さん監督作品で卓爾さんが脚本や出演するなど時々交錯してきた二人の世界。どこか遠くにいるように見えるのに「住む星は違うけど、ともに闘う同志」とお互いを呼び合うSF（少し不思議な）な関係なのです。
そんな卓爾さんと三宅さんのクロストークが第一部。第二部は摺毎ルル役・モコモコ星人衣装制作した茶円茜と海部留戸珍蔵役・主題歌ほか音楽を制作した小田篤を進行役に、『ジョギング渡り鳥』メンバー＝Migrant Birds Assciation と本作の関係に深く、鋭く斬り込みます。

★本サイトにてご紹介中の三宅隆太さんよりいただいたコメントもぜひご覧ください

本作をより深く楽しむためフリーペーパー「L ONLY PLANET issue 04」、最終号が完成しました。

ついに終幕を迎える市沢真吾さんと千浦僚さんの「第三の映画」談義では対談のはずが聴き手が一人、また一人と話に加わりいつしか鼎談に。映画人であり作り手のまなざしから明かされる本作の魅力とは……？　

その他、Migrant Birds Associationメンバーによる宣伝日誌や撮影秘話を交えた連載コラム、脅威の画力をほこるはさみ虫さんによる4コマ漫画もついに最後を迎えます。最終号は新宿 K's cinema での限定配布です。

 映画『ジョギング渡り鳥』とともに最後までぜひお楽しみください！

明日3月20日は、新宿K's cinemaにご来場の方へ、『ジョギング渡り鳥』特製・竹とんぼを、先着順でプレゼントいたします。
空と大地との恋愛映画でもある『ジョギング渡り鳥』の、重要な小道具として登場する竹とんぼは、この映画のロケ地になった、埼玉県深谷市で、中嶋建設社長・中島義明さんが長年研究に研究を重ね、作り続け、多くの人に手渡してきている竹とんぼです。
ブーメラン竹とんぼといって、飛ばした人の方へ舞い戻って来ます（勿論、多少の練習が必要です。）
本当によく飛び、いろんな飛ばし方ができます。驚きの滞空時間と、子供の手でも飛ばしやすいように軽くてやさしい竹とんぼです。
中嶋社長は、細部に愛を宿す天才でありながら、深谷チョイ役商会の専属俳優でもあります。
これまでに、鈴木卓爾監督の『駄洒落が目に沁みる』にも出演し、『ジョギング渡り鳥』では、竹とんぼを作る建設会社の社長として、社長のいつもの姿・作業着で登場しています。
映画と現実の、天と地を繋ぐ竹とんぼ、ご来場者の皆様へのお土産にと、社長が夜を徹して制作してくださいました。
（※竹とんぼは数に限りがありますので、お早めに、新宿K's cinemaへお越し下さい。）

中嶋義明さんと竹とんぼは、3月19日の夜NHKテレビ放送の「超絶 凄ワザ！」にも出演するそうです。
NHK総合　午後8時15分～ 午後8時43分

『ジョギング渡り鳥 ［音響版］』

CD 初日全員プレゼント!!!

大感謝映画公開記念!!!

初日3/19（土）に『ジョギング渡り鳥』本編をご覧のお客様全員に、CD『ジョギング渡り鳥［音響版］』（通常500円）をプレゼント!!! これはヤヴァい!!! 是非とも初日に新宿 K's cinema へ!!!

『ジョギング渡り鳥 ［音響版］』

CD 完成!!!

これこそ真の意味でリアルな映画なのだ。その稀有のリアルさを体験すべく、

衛星に乗ってでも映画館へかけつけよ!!!

 蓮實重彦（映画評論家）

『ジョギング渡り鳥』は、鈴木卓爾監督が「アクターズコース第１期生」の仲間たちと出逢い、そのユニークでしなやかな感性を存分に発揮して、ワクワクするような試みを具現化、現実化した世界だと感じました。いろんな意味で度肝をぬかれる映画だと思います。しかしながら『楽隊のうさぎ』のうさぎや『ゲゲゲの女房』 の妖怪たちと人間の共存する世界に遊ぶことにすでに慣れ親しんだ身としては、モコモコ星人と人間が共存する卓爾さんの世界は、なんら違和感のない日常茶飯事ではあります。ただ、目に見えない世界と目に見える世界が共存するといかにカオスになるかということは今回の楽しい発見のひとつでした。超カオスだけれ ど、そこにはうまくやれるなんらかのルールや方法も示されていて、それは基本的には「相手を思いやる」「心を通わす」あるいは「一緒に心を震わす」ということなのだなということもジョギング渡り鳥たちに教えてもらった気がします。これが「ふつう」の映画かと問われれば、やはり「ふつう」の映画でないことは明らかです。そこで「では映画とは何なのか？」という原点回帰的な思索ができるのもこの映画の特徴であり、恩恵だと思います。たびたび諏訪敦彦監督が投げかける「映画における“監督”の 存在への疑問」のような根源的な問いかけにも、『ジョギング渡り鳥』が軽やかに鮮やかな答えを提案してくれているように見えます。つまり、映画はみんなのものであり、同時にひとりひとりのものであり、「わたし」と「あなた」のものであること、ひとりひとりがそこに生きている、ということを（こどもでなく、 大人の映画で）実現できたミラクルな作品であることに震えました。さらには、観客もその映画のなかに生きる者として存在できるのだということも発見できま す。そうは言いながら、それらすべて、つまり混乱やカオスとひとつひとつのディテールを、あたたかく柔らかく、しかも冷静に包みこむ鈴木卓爾さんの「眼差し」が確かにあることも感じられました。それは監督の仕事というよりは、「見つめる人」というような存在感だったような…。それを感じられたということは観客でいながら、やはり映画のなかにも「わたし」が存在してたという印になるのではと思います。もしかしたら一緒にジョギングしていたひとり（だったと思ってる者）からのささやかな感想です。

福嶋真砂代（REALTOKYOライター）

奇天烈でへんてこな映画でこりゃしんどいかなと思っているうちに作品にひきこまれていた。自分も出演者であり、スタッフである気がしてきて、しかもそれを見ているもう一人の自分がいる。これは夢の世界ではないか。美しくも奇妙で凛とした画面がぐいぐい引張る、やるせなくてカッコわるくて愛おしい、卓爾監督的 男女の物語。それを作り上げる役者達がまた素晴らしい。面白かった。映像が物語を牽引する、これぞ映画の原点である。

寒空はだか（寄席芸人）

コメント特集号

LONLY PLANET issue 03 発行！

『ジョギング渡り鳥』をより一層楽しむ為のガイド

LONLY PLANET issue03 が完成です。

遂に3月に入りました。公開まであと2週間近く。
そこで今回は「コメント特集号」と題し、これまでにプレミア上映や試写で本作を観てくださったかたからいただいたコメントや感想をもれなく掲載したコメント特集号を発行します。76名分の異なる言葉たちが狭い紙面上でひしめき、こだまし合っているかのような今号。
通常1000部限定で発行している本紙ですが、今号のみ2000部に増やして都内ミニシアターと古書店を中心に設置させてもらっています。ぜひお早めに！

第二弾チラシ “夜空バージョン” 配布中 !!

青空チラシに続き、冬の夜空を駆け巡る第二弾チラシ “夜空バージョン”が各方面に“渡って”おります。宣伝デザイン三行英登の才気迸る力作。是非青空チラシ共にお手に取ってみてください。

今回のチラシは二つ折です。
内容は、みなさまから頂いたコメントの一部を掲載。

様々な視点から語られた貴重な言葉の数々が、渡り鳥の写真と共に宙を舞います。
そして裏には同時開催の特集上映＆イベントの情報。盛沢山の日替わりイベントのスケジュールも掲載しております。

公式Twitter＆ブログにて、二つ折夜空チラシの羽ばたき拡がる模様を順次お知らせしております。こちらも要チェックお願いします！

カルチャー批評誌「NOBODY」の表紙になりました！

 『ジョギング渡り鳥』のキャストと監督の鈴木卓爾さんが表紙を務めたカルチャー批評誌「NOBODY」が発売されました！

鈴木卓爾さんのインタビューや千浦僚さん・高木佑介さんの批評文、撮り下ろし写真なども掲載されています！

書店やオンラインストアなどでもご購入できますので、

『ジョギング渡り鳥』の世界をより知りたい方はぜひ！

NOBODY ホームページ

http://www.nobodymag.com/

NOBODY オンラインストア

http://store.nobodymag.com/

LONLY PLANET issue 02 発行！

本作をより楽しむためのガイドブックならぬフリーペーパー「LONLY PLANET」issue 02 が完成しました。
『ジョギング渡り鳥』撮影監督の中瀬慧と音響の川口陽一による「作り手に向かわせ、いまなお影響を受け続けている映画五選」を表紙に、市沢真吾さんと千浦僚さんの対談の第二部、そして部暮留寿康こと小田原直也の鳥コラムや松太郎こと柏原隆介による深谷のグルメコラム、謎のイラストレーターはさみ虫さんの4コマ漫画など連載記事も満載し、今号も紙面におさまりきらない内容となっています。

都内ミニシアターや古書店を中心に順次設置させてもらっています。各号1000部限定です。夜空に変わった第二弾チラシ（みなさまからいただいたコメントを掲載しています）とともに、ぜひお早めに手にとって見てください。

LONLY PLANET issue 01 発行！

 映画『ジョギング渡り鳥』をより楽しむためのガイドブックならぬフリーペーパーできました！
一人で世界を歩くときの良きパートナー「LONELY PLANET」みたいに、一人でこの世界に立つあなたのおともになる言葉がこの映画＝世界にもあったらいいな、ということで作ってみました。
研ぎ澄まされた映画のまなざし者・千浦僚と事務局の皮を被りし映画野獣・市沢真吾が映画『ジョギング渡り鳥』の魅力を語る！特集「第三の映画」談議ほか、お楽しみコンテンツが満載です。

都内ミニシアターと古書店さんを中心に配布していく予定です。（12月17日現在の配布スポットは、渋谷 KINOHAUS内、新宿 K's cinemaさん、テアトル新宿さん。）

前売りチケット発売中！

劇場窓口でお買い求めの方に、特製缶バッジをプレゼントしています。数に限りがありますのでお早めにどうぞ！